luxのメダロットブログ

ダメージ計算検証ほか

メダロットの日2021感想

この記事の概要

この記事には筆者luxによるメダロットの日2021の感想が書かれています。 基本的にはスクショを避け、Twitter投稿やYoutubeメダロットチャンネルアーカイブ動画へ案内する形でご紹介できればと思っています。

また本投稿では、感想のみならずメダTuber活動の未来が見えたことメダロットSにプラットフォーマーとしての可能性が見えたことメダロットチームが現代版メディアミックスをできたことを称賛しています。 褒めすぎなので、あとから恥ずかしい思いをするかもしれませんが投稿します。

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メダロットの日2021

 

メダロットの日2021

メダリーグでの戦法検討や、ダメージ計算プロジェクト(直近の投稿など)に情熱を注げなくなってきていた頃合いに、良質・濃厚な24時間メダロット企画がやってきました。 はじめは「24時間配信できるだけのコンテンツがあるのか」とたいへん不安でいましたが、その不安を軽々吹き飛ばす内容でした。 タイムテーブルはこちらをご覧ください。

 

【第一回「メダロットS」メダロット人気投票】

大きく感心したのは、その発表が24時間企画の冒頭だったことです。 テレビ番組などではその上位が枠の最後に発表されがちですが、この早いタイミングでの公開はとても好感度が高いです。 発表そのものについては、人気11~30位(その1 30:00~)のときの発表間隔が良く、さらに言えば3Dモデルや過去シリーズでのハイライトも一緒に出てくるとよかったなと思いました。 たとえばノエルについては、メダロット8のTVCMなんかがあるわけですし、最強12~30位(その1 1:03:25~)の発表のような文字だけではちょっと盛り上がらないなと感じました。

人気11~30位(その1 30:00~)は非常に刺激的でした。 クロトジル(28)、ハードネステン(19)、シンザン(23)といったメダロット5勢、ブレザーメイツ(30)、デッドクエーサー(29)、ノエル(21)といったnavi系、シュシュポップ(13)、リアリラ(22)のメダTuberのランク入りはとても喜ばしく感じました。 ただ、ファンシーエール(外)やサラシナヒメ(外)といったメダロットSシナリオ機体がもう少し多く入っても良かったなと思いました。 シナリオ第5部ファンが増えてくると変わるのでしょう。 ボイスももらえると良いですね。 アニメ系イッキ編が高いことは織り込み済みであるので「まあそうだよね」との受け止めです。 なので、このランキングで驚きをもって迎えられたことは大変喜ばしいことです。

なお、人気上位TOP10(その1 1:27:10~)は「まあそうだよね」という感触です。 意外に感じたのはメタビー(5)を上回ったグランビートル(4)とアークビートルD(3)、アークビートル(1)でしょうか。

最強ランキングTOP11(その1 1:07:55~)は「メダロットSにおいて同意できる」ものと「メダロットSではそう思わないが、過去シリーズにおいて同意できる」ものに割れました。 とくに前者は純正リーグでもたびたび見る機体ばかりでしたね。

 

メダロットS」チャレンジナイト!

こちらのプログラムは、(その2)のURLのお知らせを待てず床に就いていました。今後は、途切れなくURLが連絡されるようになることを期待します。

私がきちんと視聴した(その2 5:55:40~)のは翌朝で、なんとなしに「オンラインエキシビジョンをやっている」、「記念として24勝を目指している」ことが理解できたので朝支度をしながら視聴していました。 ダラダラ視聴のつもりでした。

私ははじめ、メダtuberのロボトル実力は高くはなく、きっと痛ましい内容なのだろうと思っていたのですが、フラットルールの妙なのか、善戦していて興奮する試合が多かったです。 メダリーグのTOP100ランカーの方々とのマッチングもいくらかあったように思いますが、一見不利で敗色濃厚のカードでも、勝利を得ている姿に勇気づけられました。 一瞬のスキを突いた勝利での彼女たちの喜びはいち視聴者として心を動かされました。 ただ、音ズレとマイク受音性能の低さは要改善です(せっかく勝利しても声が遅い、音割れしていて聞こえない)。

そして筆舌に尽くしがたいのは約8時56分でのラストマッチでしょう(その2 7:32:20~)。 8時40分時点でシュシュ9勝、リア様14勝の計23勝、残り1勝に到達していました。 その後の数戦では、惜しいところまで行ったのですが勝利はつかめず。 ラストマッチの対戦相手はラティさんでした。 パーティはシュシュポップ、ブレザーメイツ、リアリラでした。 やさしいせかい。ただ惜しかったのは、うのへえさんが起きていたら、ラティさんがコレオヴィオーラの作者だと教えてくれていたのに、それが叶わなかったことでしょう。

余談:オンラインエキシビジョンおよびフラットマッチ

ところで、オンラインエキシビジョンおよびフラットマッチは非常にユーザ目線に立ったサービスに感じました。 ロボトルはかくたるべきなど言うつもりはないです。 ただパーツの育成レスであるため、かつてのように、いやかつてよりもかんたんにロボトルに臨める環境となったことは喜ばしいとともに、懐かしくも感じました。 願わくば、かんたんに小型ロボットで対戦ができるプラットフォームとしてオンラインエキシビジョンおよびフラットマッチが成り立ち、ほかの有名IPがコラボとして小型ロボット化されて入ってくるようになっていくと素敵だなと思っています。 スマホゲーの地の利を活かしたビジネス戦略ですね。

また、ロボトルBGMにも言及しておきたいです。 私は専用BGM Let's Roll に、カジュアルなロボトルの楽しみ方を感じさせられました。 誤解を恐れず言えば、ロボトル(対戦)というよりパズルを解いているような感覚を覚えます。 音楽のことはてんでわからないのですが、BGMひとつで新しい価値を提供することができるのだと感心させられました。 おかげで何戦も戦うことができ、夜更かししがちになってしまうのですが。。。

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うのへえの部屋

こちらは「メダロットの裏方の声」を聴ける場として、人気投票の次に気になっていたコンテンツです。 tyuga先生(Twitter)とのトーク(その3 2:48:25~)では、デザイン案公開やメダロットを描く際に心掛けていることなどで興味を惹かれました。 とくにクロスメサイアのデザインでは、一回要素をふんだんに盛り込んで、そのあと減らしていくプロセスを垣間見えて勉強になりました。 おそらく今後なされていくであるうのへえの部屋にて、ほかのtyuga先生発信メダロットの途中案も拝見したいところです!

平野さん(Twitter)とのトーク(その3 3:45:30~)は、「当時のメダロットの裏方の声」を聴ける非常に貴重なセッションだったと思います。 彼女が描いた当時の状況の4コマはあらかじめ読んだことがあり、チーム内の雰囲気から、初代メダロットのゲームシステムに風向きが入っていることまでは知っていました。 ただ、それに増してより詳しいものでした。 特に、当時学生だった時には感じられなかったろう、開発マネジメントにかかわる頭の痛い問題には痛く共感できましたし、回収できないフラグ・アイテムの存在があったことも状況から理解できました。 メダロットS第5部についても、ご苦労されたところをお話しいただいていて興味深かったです。 残りのお話も楽しみに待っております! きっと、最終話を読んでから再びトークを見直すことでしょう。

そして伯林先生(Twitter)&首藤さんトーク(その3 4:49:55~)では、メダロット再(まんがほっとamazon)が連載できるに至った舞台裏や、メダロットの漫画を描く難しさ、同時にうのへえさんが原作者としてずっとしたためていたストーリーなのだという点が興味深かったです。 結末が非常に楽しみです。 またヤークトスパイダを設計するにあたっては伯林先生&首藤さん、うのへえさん、技術チームが一体となって練り上げていった様は、非常に興味深く聴けました。 事実、新わざ「パワーハンマー」を持ってきているわけですし、その練りこみ具合には驚かされました。

メダTuberトーク!(その4 2:09:05~)

この24時間企画全体を通して、シュシュリア様のファンになりました。 レフェリーボイスはシュシュにしました。 特にチャレンジナイト!(その2)での素を交えたやり取りに魅力を感じました。 やはり素の感じって大事ですね。 近々、チャレンジナイト!のすべてを追いかけ視聴するでしょう。

また、章立てはしませんでしたが MEDAROT MUSIC DAY 2021 (特に後半 / その1 3:39:55~ ) での糸賀さん(Twitter)とメダTuberのふたりとの会話は軽快でとても楽しかったです。 シュシュのプレゼンに対し、糸賀さんが少し先のほうを見ながら答えている(つまりは…。)こともあって、その距離感にドキドキしたことは否定できません。

さて、こちらの枠ではチアちゃん(チアフルバニー)が登場しました。 センパイに挟まれ緊張気味に感じられましたが、その新鮮さも魅力です。 今後メダTuberとしては楽曲配信も計画されているよう。 ますますの活動に期待せざるを得ません! さらに期待するとしたら、3Dモデルがもっと多軸方向に曲げられて、横や上やからも見えるようになることです。 (つまり今の正面画+腕や髪の動きでは足りないというだけです。 センパイのおめシスの技術に期待です)

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全体

期待値を大きく上回る良質で濃厚な企画でした。 メダロットをこれほど堪能できた機会は、本当に久しぶりに感じました。

そして、スマホゲーム、YoutubeTwitter、ライブイベント、web配信漫画という現代版メディアミックスがなされたことは非常に喜ばしいです。  贅沢は言いませんので、年イチでもこういった場を持ち続けていただきたいです。