メダロット9プレイ日記(4) -ロボトル対人戦用メダリア準備編-
この記事の概要
メダロット9プレイ日記の第4弾-ロボトル対人戦用メダリア準備編-として、大雑把に選んだ80個のメダリアを一気に育成した過程を記録としてまとめています。 またこういった量産にあたってわかった課題もあるので記しておきます。
このプロセスは利用したいパーツを活かすメダリアセットを定義し作った過程ではなく、あらかじめ便利そうなメダリアセットを作っておいて、今後の構成実現時の手間を短縮するための過程であることに注意です。 ですのでメダリアに合うパーツを後から選ぶような順序になります。 もしパーツを軸にメダリア育成をする方法について読みたい場合は前回記事のほうがいいかもしれません。
なお、こちらを進めるにあたっては、ニンテンドー3DSシリーズを2台使い、プレイ時間30時間程度、日数にして2週間ほどかかっていることに注意です。
また例のごとく「企画段階であのメダリアを含めておけばよかった」という反省が数点ありますが、些末な話なので、企画の段階に含まれていたことにしたり、この過程で狙い通りメダリアが作れたことにしています。 逆に、作ったものの不要だったと気づいたメダリアは企画段階から消していたりします。
背景
巷ではメダロット9の対戦会がたびたび開催されており、青色らとさんのYoutubeチャンネルなどでその様子が公開、配信されています。 メダロット9では様々な戦術が登場し紹介されています。 この多様性に触れたいためロボトル対人戦に堪えられるセーブデータを作ったので、記事にまとめました。
育成メダリアリスト
メダリアの組み合わせおさらい
まずメダリアの組み合わせを復習します。 下記インタビュー発言に基づくと、メダリアのバリエーションは73,440種に及びます*。これらすべてを3個ずつ準備すればいかなる事例にも対応可能ですが、賢い手段とは思えません。 また作ろうにもメダリアの所持制限数が99個までなので、ひとつのROMで実現することもできません。
齊藤氏:メダリアの種類ですが、効果が120種類あります。で、それぞれに対して、属性が7種類、形状が17種類、色が6種類、スキルが6種類あり、単純な考えかたですが、これらをかけ算したものがバリエーションとなります。
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* 属性(7種)はなかったように思うので除きました。 効果タイプであれば、なし、A~Fの7種ありますが、それは効果の120種の中の話なのでいずれにせよ除くべきものです。
育成候補の絞り込み
下記基準に基づいて育成候補を絞り込みました。 構成さらしツイートや動画上のセッティング画面も参考にしました。 その中でも装甲強化は重要と位置づけ、充填強化、成功・威力強化などパーツ特性*を変えうるもの、回避力強化を比較的優先しました。
- 効果について、上位互換があるものを除きました(あたま根性を除く)**。
- 効果::効果タイプBからはMC効率のみを選択しました。
- 効果::効果タイプCからは装甲強化系、成功強化系、威力強化系、充填強化系、機動強化系、回数強化:頭、全性能強化系を選択しました。
- 効果::効果タイプDはどれも優秀なのですべて準備しました。
- 効果::効果タイプEからはあたま根性、ど根性、束縛無効、停止無効、アンチアンチエア、アンチアンチシーのみを選択しました。
- 効果::効果タイプFからは装甲回復、性能アップ、CG放出のみを選択しました。
- 形状(リーダー効果)は、四角(孤軍奮闘)、長方形(地形相性修正)、ハート(リーダーチャージ)、丸(速攻陣形)、八角形(鉄床戦術)、星(CG-20)のみを選択しました。
- 各形状(リーダー効果)について、必ず準備するメダリアとして相性アップ++、ど根性、MC効率、全装甲+を準備しました(鉄床戦術のセットを除く)。
- 色(ロボトルスタイル)は、基本的にはグリーン(アシストスタイル)にしました。 一部、回避力を求めたい場合も考慮しブルー(スピードスタイル)や、マゼンダ(ハンタースタイル)も準備しました。
- スキルは、パーツ構成によるものであるため特に調整はしていません(なりゆき)。
*充填40超で連撃特性をつけたり、威力・成功40超で貫通特性をつけたりを狙いました。
** たとえば装甲+:頭には装甲++:頭という上位互換があります。
育成メダリアリスト
実際に絞り込んだリストがこちらです。 長くなったので目的別に3枚の表に分かれています。
なお赤太字で書かれている文字は、選定理由の一つになっているべるくすさんのブログ(C_a_Robattleのブログ)で言及されているものを示します。 これから同様のことをされる場合は、言及されている赤字分だけを作るでもいいように思います。 丸形状(速攻陣形)であれば比較的容易に準備できるでしょう。
収集戦略を立てる
以降のコンテンツは、前回記事をなぞっていきます。
①いつの間に通信(メダロット通信)
これらのメダリアを得ます。 ()付記している数が足らないものは②セルフすれちがい通信・すれちがい通信リセマラで増やします。
- ど根性
- 全装甲+
- 全成功+
- 全威力+
- 全充填+
- 成功++:左うでの素材として成功+:左うでx2
- 充填++:左うでの素材として充填+:左うでx2
- 全性能++:左うでの素材として全性能+:左うで(、全性能+:左うで)
- アンチアンチエアの素材として次回無効、全冷却+(、ど根性)
- アンチアンチシーの素材として次回失敗、(次回無効)
- 性能アップの素材として(ど根性)x2
②セルフすれちがい通信・すれちがい通信リセマラ
今回は、ど根性(8個+素材として3個)、全装甲+(9個)、MC効率(6個)、軽量化(1+2個)などで複数個のメダリアを求めたので、すれちがい通信をフル活用しました。
この際、セルフすれちがいか通常すれちがいかをきちんと選ばなくてはならないことを気づきました。 たとえば自ROMでメダリアを80個所持していて全装甲+が1つしかない場合、セルフすれちがい通信では1/80=1.25%の確率でしか全装甲+が得られません。 一方、全装甲+は1つだが所持数が8であるROMとのすれちがい通信であれば1/8=12.5%(10倍!)になり、すれちがい通信リセマラを早く終えることができます。 こちらをきちんと判断しておかないとリセマラだけに時間を吸われてしまいます。 私は今回、プレイ時間の1時間ほど、拘束時間にして3時間ほどはこれに費やしてしまいました。
後者のような都合のいいROMは、メダリアが解禁されたばかりで①いつの間に通信(メダロット通信)をし、不要なメダリアを捨てた後のものが最適です。 今回は4本目のROMでこの準備をし、全装甲+やど根性を効率よく得ました。 もちろん自ROMでも複数の全装甲+があればセルフすれちがい通信でも問題ないと思います。
今回、結果としてセルフすれちがい通信はMC効率や軽量化などを増やすために使うことになりました。 しかし、これらは③イベント・フィールド散策や⑤野良メダロット狩りでも得られるものでもあるので、プレイ時間を確保できる場合はそのほうが早く終えられると思います。
すれちがい通信は、過去にすれちがった端末に対しては8時間以上、体感では9時間空けないと成立しないようです。 なのですれちがい通信だけで増やす場合には相応の時間がかかることに注意です。 すれちがい通信での増殖は便利ですが、今回の場合のように、他手段のほうが優位になる事例があります。
③イベント・フィールド散策
束縛無効、停止無効、CG放出、オーバーカレント、オーバードーズ、オーバーヒート、装甲回復はイベント・フィールド散策で得ました。
④売店での購入
相性アップ++の合成、威力+:頭→威力++:頭への合成(相性アップ++を利用)、丸への形状変更合成、色変更合成などのために売店を利用しました。 ちなみに⑤野良メダロット狩りを効率的に進めるためのエンカウントアップや、メダルスキルレベルを変更するためのスキルアップ、ダウン、リセットも相当数購入しています。
今回は全体で380万円分のメダリアや消費アイテムを購入したと思います。 今後スキルを変更したい場合にはさらに買うことになるので、常時100万円くらいは持っておきたいと思いました。
④-2 金策
ヨンセン道場でお金を工面しました。 通信相手として、先に登場した4本目のROMを利用しています。 320戦ほど行っていたので384万円稼いだ計算になります。食事や所用など、片手間にゲームを触れる時間に終わらせました。
詳しいやり方はこちらの動画が詳しいです。 私はローテーションルールを選ぶことで入力の手間を減らし、3手で全滅させるべく全攻撃をサクリファイスとする*ことで時間を節約しましたが、それでも1戦あたり1分45秒ほどかかります。 ですのでヨンセンウイング96個入手(32戦に相当)には1時間くらい必要といった感覚です。 冒頭に説明したプレイ時間30時間における11時間程度は、この時間に当たります。
* 後述する⑤-2野良メダロット狩り構成のローテのみを変更したものになります
ヨンセン道場の動画を作ってみました😗
— カエサール@ゆるメダロッター (@Catry_Caesar) 2022年4月10日
教頭狩りより更に効率良く、資金調達が可能になります。https://t.co/nIvsqUWox2
#メダロット9 pic.twitter.com/N5TuWPL7K0
⑤野良メダロット狩り
大多数のメダリアは野良メダロット狩りで収集する必要がありました。 野良メダロット狩りをするにあたっては、メダリアラッシュ状態(文化祭終了後)にしておくことに注意です。 ドロップ率が上がるそうです。 下記の例は極端に悪かったですが、一般的には効果ありなし問わずで50%程度のドロップ率のようでした。 効果ありだとその半分くらいでしょうか。
基本的にはすんなりドロップしてくれたのですが、あたま根性(タラバクラバ@海岸林)と、今回はなかったことにしていますが格闘+++:きゃくぶのための格闘+:きゃくぶ(サイドムーブ@ビーチ)の収集に非常に時間がかかりました。 効果付きをドロップする率は、体感で5%程度でした(つまり1つ得るために20戦程度はしました)。
どの野良メダロットがなにを落とすかは攻略wikiにまとめられていますが、Excelの表にすることをお勧めします。 そうすることで狙いの素材を効率的に落とす狩場がどこかを見つけやすくなります。 また、wiki情報はきゃくぶ⇔脚部、あたま⇔頭部などの表記ゆれがあるため、それを修正しておくことも重要に思います。
結果として、これらのメダリアセットを作るために野良メダロット戦を350試合ほどしたようです。 各試合はおよそヨンセン道場と同じくらいの時間(350試合で11時間くらい)ですが、エンカウントを起こす手間などもあるので14時間程度は費やしたと思います。
ドロップメダリアリストを表にし「形=ハート」でフィルタした例。 廃アパート(室内)でハートを落とす野良メダロットが2種登場するため効率が良いことが分かる。
⑤-2 野良メダロット狩り構成
基本的には前回ご紹介したこちらの構成を使いました。 しかし、収集の都合上、空中や水中でもロボトルをする必要があったためのサブ構成の必要性を感じました。 たとえば使用していない♀メダロット2体を、飛行xアンチエアミサイル機と潜水xアンチシーミサイル機に仕立てるなどがいいかと思いました。 幸い飛行も潜水も機動が高く回避してくれるので、1:2のロボトルでも安定して勝てそうです(もちろん相手の機動も高いですが、アンチわざで必中できます)。
メダロット9でメダリアがある程度集まってきた人用の収集用構築を作りました
— べるくす (@C_a_Robattle) 2021年5月10日
以下ツリーに構築とローテーション設定と補足を載せます pic.twitter.com/rmtIEmCt9v
必要な素材メダリアを集める
基本的には、愚直にリストされたメダリアを集めるだけです。 ただし今回のように量産する、有用なメダリアセットを増やしたい場合には、所持数99個制限が無視できない制約になります。 またど根性を8個作るなどあるため「このど根性は何狙いのど根性なのか」を忘れないようにする必要があります。 さもないと、せっかく八角形にしたど根性をみすみす丸にしてしまう可能性があります。 またメダリアの並び替えもできないので、メモを取り管理しないとメダリアを重複して作ってしまうことにもつながります(八角形と丸は区別がつきづらい問題もあります)。
いずれの問題に対しても、Excelに所有メダリアと狙いをまとめられる表を作り、収集、購入、合成のたびにメンテすることをお勧めします。 もちろん、素材収集に使える余り枠がいくつか、これから仕掛ける合成は本当に効率的かを都度確認するために利用します。
Excelファイルの例。 左列のNo.を10ごとに色変えしているのは、装備選択時に一番左にくるものを示すため(合成選択時は一番右になることに注意)。 次列の1,0は保護を意味するフラグ、ゲーム画面では緑枠が付くので対応がとりやすい。一番右列のタグは、何を目的にしているかを示すメモの役割を持つ。 たとえば「タグ=リーダーチャージハンター」としてフィルタをかければ、どの程度の数準備できているかをすぐに確認できる。 ただ、こういった問題のだいたいはメダリアを並び替えられれば解消すると思われる。
赤字文字は、その要求をクリアできたら付与することにした。 またこの図でのNo.9は、効果には興味がないので、ハート形状を作るための素材として利用することを意味している。
メダリアを合成する
基本的には前の記事の同じ章を参照していただければいいです。
色などを変える際の素材メダリアは④売店で購入すればいいですが、いずれの合成でも「ただし素材の形状は5揃いしてはならない」には注意です。 これだけのために⑤野良メダロット狩りをしなければならないことも多々ありました。 たとえば今回の場合はアシストスタイル(グリーン)をたくさん作ったので丸形状でないグリーンを一定数集める必要がありました。 また、将来補助スキルを変えたい場合も同様の狩りをしなくてはならない点に注意です。
まとめ
プレイ時間30時間ほど、日数にして2週間ほどかけ、狙いのメダリアセットを完成させました。 途中話したよう、ヨンセン道場には11時間ほど、野良メダロット狩りには14時間ほどかかったようです(リセマラには1時間ですね)。
この過程でメダリアはよく研究しましたが、パーツやロボトル戦術はまだまだなので、今後欲しくなるメダリアは変わってくるはずです。 それでも今回のメダリアセットがあれば、ある程度の時間は節約できると思います。